トップページ > 最新!心肺蘇生法 > 人工呼吸のやり方
倒れている人や溺れた人を引き上げた際に気道を確保をしてから呼吸が感じられなければ 人工呼吸が必要になります。
人口呼吸とは自発呼吸ができない傷病者に代わり、口から呼気を吹き込んで強制的に 換気する方法になります。別名マウス・トゥ・マウスともいわれます。
人口呼吸ではまず

@ 片手をおでこに当て、片手であご先を持ち上げることで気道(空気の通り道)確保 を行います。この時点で顔を口元に近づけ呼吸を感じるか確かめます。
A おでこに当てた手の指で鼻をつまみ、口から息を吹き込みます。(吹き込んだ息が
もれないように) 胸の動きを見ながら息を吹き込むことで空気が入っているか確認しましょう。
B 1秒かけて、静かに2回吹き込みます。それから口を離し、胸の動きや呼吸の有無
を観察します。
人口呼吸を行っても胸が膨らまない場合は空気の通り道がどこかで遮断されているか、
気道確保がうまくできていない可能性があります。
その場合は口の中に異物がないかを確認しましょう。またもう一度気道の確保を十分行って から呼気がもれないようにしっかりと鼻をつまみ息を吹き込みます。
もし、傷病者の口元に血液が付いていたり、自分の口にキズがあり、直接口をつけることが 不安であれば、ハンカチやガーゼで口を覆ってから人工呼吸を行います。(人工呼吸の効果は変わりません)
どうしても人口呼吸では口と口をくっつけるため感染症などの心配もでてきます。 できれば人口呼吸用のマウスピースなどを持ち歩いていたいところですが、なかなかそうも いかないのが現状です。
2005年に改定された救急蘇生ガイドラインでは人口呼吸より心臓マッサージが最優先 されるということになっており、気道確保をしたらすぐに心臓マッサージをするように指示して いることから人工呼吸の心肺蘇生法に占める比重は低くなっています。