AEDで救える命 ケース別救急救命ガイド

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日本人の救急救命の知識

あなたは倒れている人を救えますか?

誰しも人工呼吸や心臓マッサージなどの心肺蘇生法の基本的な知識はあると思います。 車の免許をもっている人であれは教習所で習ったはずですよね。

AEDも最近は駅などにも置いてあることやニュースで取り上げられていることからその存在は 知っているという人も以前に比べて確実に増えてきていると思います。

しかし、

倒れている人に適切な心肺蘇生法ができますか?AEDは使えますか?

救命処置

この質問に自信をもって答えることができる人は非常に少ないのではないでしょうか?

いくらAEDをスポーツクラブや学校、駅前などに設置しても使い方がわからなければ意味が ないことは火を見るより明らかなことですよね。

事実、心室細動を起こし、倒れたものの偶然居合わせた医学部の学生達が設置されていた「AED」を使用したことで、心拍が再開、その後の後遺症も無く社会復帰を遂げたという例もあれば、

野球の練習中に男子中学生が心臓震盪を起こし、近くにいた人が応急処置を行おうと したのですが「AED」の使い方がわかる人がおらず、(その中学校には「AED」が配置されていた) 結局、救急車が到着するまでの間のロスが仇となり、一命は取り留めたものの、植物状態が続いて いるという話があります。

救命救急の知識はまず「知っているか。知らないか。」が第一段階としてありますが、それから「できるか、できないか?」という段階もあります。

日本の医療水準に比べて救急救命での救命率が低い理由はこうした民間レベルの救急救命 の知識が欠如しているが大きな原因と考えられています。

救急救命に対する教育、学びの機会を持つ

日本は救急救命については遅れている国といえます。倒れている人がいるときに どういう処置をとればいいか?という判断と行動が瞬時にとれる大人が少ないという ことからもそれは明らかです。

救急救命の先進国であるアメリカではほとんどの職場で救命法を勉強したことがある人 がおり、心臓マッサージはもちろんのこと、AEDが何をするものでどうやって使うかという ことがわかっているのは、ほぼ常識のようです。

AEDを自動心臓マッサージ器だと考えているならその知識は間違ってますよ!

民間レベルで緊急時の対処法を知っているため日本に比べてアメリカの方がはるかに 救命率は高い数字だということです。

救命率の日米の違いというのは単純に「救急救命に対して教育が行われているかどうか」 の1点に過ぎません。医者でなくても命を救うことができるという認識の問題ともいえます。

少しづつですが教育現場において心肺蘇生とAEDの講習を保健体育の授業の一部として 取り入れることが増えてきていますが、大人になってから救命救急を学ぶ機会が少ない、 というか重要性を理解していないケースが日本では多い気がします。