トップページ > 事故・トラブル別の救命方法 > てんかん・発作
子供が小さいうちは突然、てんかん・痙攣・発作を起こすことがあり非常に驚くことが あります。成長するにつれ、こうした症状はなくなっていくのが普通ですが子供を持つ 身としてはどうしても心配せざるを得ません。

まず誰にでも起こりうる非常に身近な痙攣としては熱性痙攣があります。
子供の痙攣のほとんどはこの熱性痙攣で、5歳以下の子供の5〜8%に見られます。 発熱によって脳が刺激を受けて痙攣発作が起こるもので、3分の1の子供は何度か 繰り返すと言われ、1歳未満では繰り返す割合が高いようです。
痙攣を起こしたときの対処法としては
● あわてず見守る(命に別状はありません)
● 気道の確保(泡を吹くことがあります。)
● 体を楽に、横にする(吐いたものが喉に詰まらないように)
● 衣服をゆるめる
痙攣は数分以内におさまるのが普通ですが15分以上続くようなら救急車を呼びます。
痙攣を起こしたときは、むやみに触ったりせずに、どんな痙攣なのか、何分間痙攣 したのか、見守ることが重要です。(痙攣の原因が他のものであるかもしれないので。)
喘息で発作を起こすような重度な症状があると当の本人はもちろんですがそれを見守る 家族も大変苦しい思いをします。発作が起きる度に小児科で点滴や吸引を行っているの をみるとこのままで快方に向かうのだろうかとかなり悩むと思います。
子供の喘息は昔に比べて増加傾向にあり今や10人に1人が喘息とまでいわれています。
喘息死という言葉があるように約6000人の方が、毎年、喘息の発作で呼吸困難となり 死亡しています。重症な人はもちろん比較的軽い喘息の人にも予期しない出来事が起こる ことがあるのでやっかいといえます。
子供がかかる小児喘息は3歳までに約70%、5歳までに約90%が発症するといわれます。 初めての喘息発作は症状がわかりにくく、見逃すと喘息を悪化させてしまうこともあります。 小児喘息の約70%は、思春期までに自然によくなるといわれますが必ず医者にかかる ようにしましょう。
小児喘息は予防が第一です。そのために小児喘息の原因のひとつであるアレルゲン 掃除術でダニを除去したり、アレルゲンを減らす寝室づくりで、喘息発作がおこらない ようにしていると思いますが、それでも喘息発作がおこってしまうことがあります。

子供が喘息持ちである場合はかかりつけのお医者さんと話し合って発作に備えた 準備をしておくことが何より大切になります。
発作が起きたときの対処方法としては・・・・
● コップ一杯の水を飲ませる。
痰が柔らかくなって出やすくなります。背中をたたいてあげると痰が出やすいです。
● 冷たい紅茶を飲ませる。
紅茶には気管支を広げる作用があります。冷たいものを飲むのは自律神経に作用
し発作を軽減させるためです。
● 部屋の空気を入れ替える。
ハウスダストなどが原因の場合は効果があります。
● 腹式呼吸で深呼吸させる。
お腹で大きく呼吸をするだけで、喘息発作は軽くなります。
● 備え付けの吸入器や気管支を広げる貼り薬を使用します。
かかりつけのお医者さんから発作時の指示があると思います。それに従いましょう。
● 早めに病院へ行きましょう。
喘息の発作は出来るだけ早く止めたほうがいいので病院に行く事が一番です。
お医者さんのいうことを聞き、当人の努力と家族の協力があれば喘息は克服できる
病気です。喘息を重度化させない、発作にパニックにならないためには正しい知識が
やはり必要になります。